ゼロ災への取り組み

当社では平成20年からゼロ災運動 ※1 を導入し、会社運営の中核に据えています。
平成20年11月に安全大会においてゼロ災運動をキックオフし、平成21年2月には中央労働災害防止協会(以下、中災防)から「ゼロ災運動推進宣言事務所」の登録を受けました。

KY(危険予知)活動については、警備員が2名以上配置されるすべての現場においてTBM-KY活動 ※2 を行い、その中で事故や事故の芽になるようヒューマンエラーをどう防ぐかの話し合いをもってから業務に就くようにしています。
KY活動には専用のボードを使用し、ミーティング終了後に会社の特設メールアドレスへボードを写メールで送信してもらっています。

KY活動の進め方については、社内研修会を定期的に開催し、中災防主催の社外研修会へも積極的に参加して正しい進め方の定着を図っています。
また、平成22年春には「第一回KYT演練競技大会」を開催し、社内の取組ムードの高揚につながりました。

※1ゼロ災運動
ゼロ災運動は、「一人ひとりカケガエノナイひと」という人間尊重の理念に基づいて職場の安全と健康を職場の全員で先取りしようという安全衛生運動である。昭和48年に中央労働災害防止協会が提唱し以来、多くの事業所が導入して多大な成果を挙げている。

※2TBM-KY活動
KY(危険予知)活動は、ゼロ災運動の理念に基づき、小集団単位で職場の危険を自分たちの問題として捉えて解決していこうという職場自主活動である。

〇安全大会の様子

〇警備業務とKY活動

KY活動は労働災害防止の手段なので、第三者の生命と財産を守る警備業務には不向きではないかという疑念が導入前にありましたが、危険を予知することは正に警備業務そのものであり、結局は警備員のヒューマンエラーが事故につながることからもKY活動が業務に良い影響を与えることが後になってわかりました。

また、自分の人間特性を理解し、「もしかするとこんなミスを犯すかもしれない」と危険に対し検挙に向き合えるということから、「私が事故を起こすわけがない」という傲慢さが軽減できると同時に、職場の安全を自分たちで先取りしようとする行動が主体性とチームワークの向上につながり、とてもいい効果が現れています。

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